SPEASIC交通費精算、勤怠管理システムでのICカード利用

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Suica・PASMO・おサイフケータイの読み取りに市販のカードリーダーが使えます。
Webブラウザからカードリーダーを介してICカード(Suica、PASMO)の交通費利用履歴データを取得することができます。
ブラウザ利用以外では、交通費精算と勤怠管理の両方の運用を考えた専用のネットワーク対応ICカードリーダーを販売しています。
交通費精算システムSPEASIC(スピーシック)・勤怠管理システム専用のICカードリーダーも合わせてご利用ください。



目次



‐ ICカード対応機能

1.交通費利用履歴読み取り機能
Webブラウザからカードリーダーを介してICカード(Suica、PASMO)の交通費利用履歴データを取得することができます。
カードに保存されている最大20件の履歴データを読み取ります。読み取った内容は、クラウド上で利用しやすい形式に処理されて利用者に提供されます。 (Javaの機能を利用しています。)

2.出勤、退勤打刻
出勤、退勤打刻を、ICカードで行うことができます。
打刻方法としては、専用のICカードリーダーもしくは、Windowsパソコンにインストールしたアプリケーションを用意しています。
ICカードを利用しない場合、モバイル端末などで行うことができます。

3.Pasoriの利用について
別途Java8のインストールが必要することで、Pasori(ICカードリーダー)を利用することができます。

‐ ブラウザでどうやって、ICカード上の履歴データを読み出せるのか?

市販のICカードリーダはパソコン(PC)に依存して動いています。そのためパソコン上で動くためのソフトと環境が必要になります。
ICカードリーダに接続するパソコン(PC)には必要なソフト(JavaやICカードリーダのドライバ、アプリケーション)をインストールします。

Javaプログラムは、ブラウザとパソコン上のOSとの間を取り持ち、パソコンに接続されたICカードリーダを制御します。
この仕組みによってブラウザからICカードの履歴データを読み出すことができます。

一方、セキュリティの観点で問題になるケースがあります。
1つはJavaというソフトをインストールすることでセキュリティ対策の更新が頻繁に発生したり、
もしアップデートがされていない場合、システムがうまく作動しないなどのトラブルが生じることも多々あります。
更にUSB接続の問題も市販のICカードリーダには発生する可能性があります。

交通費精算システムや勤怠管理システムをご利用頂くお客様は主に法人のお客様になります。
そのため、システムやICカードリーダをご利用頂く際に、セキュリティ上の問題が発生しないように細心の注意が必要です。

Javaの実装形態として下記2つの方式があり、SPEASICでは両方式に対応しています。

1.Java Applet
「Javaアプレット(Java Applet)は、ネットワークを通してWebブラウザに読み込まれ実行されるJavaのアプリケーションの一形態。
Java 10まではJava Runtime Environmentに搭載されていて、Java 9より非推奨になり、Java 11で廃止」
出典: 「Javaアプレット」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2018年11月8日 (木) 03:46 UTC

2.Java Web Start
「Java Web Start(ジャバウェブスタート)はJava製アプリケーションをウェブサーバなどから自動ダウンロード、自動インストール、自動アップデートして、サンドボックス上にて実行可能な仕組み。
Java 5〜10に搭載され、Java 9にて廃止予定(deprecated)となり、Java 11で廃止された」
出典: 「Java Web Start」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2018年10月14日 (日) 06:26 UTC

‐ Oracle Java の更新に関する注意事項

ブラウザからJavaを実行する"Java Web Start"と呼ばれる機能がJava11から廃止されることが案内されました。
それに伴い、Javaのアップデート後、PCのブラウザ上から下記の機能が利用できなくなります。


  • Pasori(パソリ)を使用したカード履歴読み取り/カード登録
  • Javaアプレット経由の帳票印刷(注1)

  • 引き続きJava8をご使用いただくことで、機能を継続利用することができます。
    注1) 印刷ボタンを押したときにPDFファイルがダウンロードまたは表示されている場合は、Javaアプレットを使用していません。

    ‐ SPEASICでの機能

    個人情報漏えいの事件が起こった際に、USBメモリが取り上げられる事があります。そのため法人様でUSBを使えなくしているケースも見受けられます。
    ICカード(Felica)を用いた交通費精算システムや勤怠管理システムでは、広く市販のICカードリーダが使われています。
    もちろん市販のICカードリーダはUSBタイプの商品でセキュリティ上使用できないというお声を多く頂いております。

    1.ICカードリーダー端末
    エスピーイー株式会社ではいち早くUSB接続の問題を解決するために、LANケーブルに差しこむだけで使用できますオリジナルのネットワーク対応ICカードリーダを開発致しました。
    ネットワーク対応ICカードリーダにより、パソコン(PC)にUSB接続することなく、ICカードのデータを読みこむことができ、交通費精算システムや勤怠管理システムを手間なくセキュリティを確保して使用することを実現しました。
    ネットワーク対応ICカードリーダはパソコン(PC)との接続がなく、単独で動作するICカードリーダです。
    電源と接続可能なLANケーブルがあればネットワーク対応ICカードリーダが利用可能です。
    ネットワーク対応ICカードリーダのボディは頑強な筐体のため壊れ難く工場などでも重宝されております。

    ICカード交通費精算・勤怠管理システムの両方をご利用の際には、ネットワーク対応ICカードリーダへの1度のタッチで勤怠に必要な「打刻データ」と交通費精算に必要な「精算データ」を同時に取得できます。
    この事でICカード(Suica・PASMO・ICOCAなど)内に保存されている精算履歴20件の問題も解消しやすくなります。

    2.カード登録専用Windowsアプリ
    ブラウザを利用せず、直接Pasoriを制御します。Webのカード登録機能を移植したアプリケーションです。
    カード登録を行う管理者のWindowsパソコンにアプリケーションをインストールすることで利用することができます。
    ブラウザを使用しないので、Javaも必要ありません。

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