- 企業紹介
- 導入前の悩み
- 全社員の労働時間把握が困難
- 法改正に向けフレックス勤務を導入するも
- 既存システムでは実現できなかった法改正への対応
- 導入後の効果
- 客観的にも十分な出退勤実績のリアルタイム把握を実現
- コアタイムあり、なしのフレックス勤務管理が可能に
- 低価格なカスタマイズのおかげで大きな費用対効果
‐ 企業紹介
業種:食品メーカー
事業内容:食品の企画、製造、販売
従業員数:1,800名
導入時期:2019年2月
‐ 導入前の悩み
1.全社員の労働時間把握が困難
当社は10年ほど前から独自の勤怠システムを構築し社員の労務、勤怠、給与を一貫して管理をしていました。昨今は働き方改革のあおりを受け、営業を中心に直行直帰を推奨していましたが、そこで出てきた課題が法改正にも関連する労働時間の把握でした。
直行直帰した際は後日、本人がシステム上で時刻の修正を行っていたため、客観的なデータとは言えない勤務管理簿が全社員のうち半数を超えていました。
2.法改正に向けフレックス勤務を導入するも
2019年4月から施行される働き方改革関連法に向けて勤怠管理実績を精査していくうちに当社ではフレックスタイム制を採用することになりました。
そこで現在のシステムを運用に合わせるべく確認をしていくと、できると考えていたフレックス勤務者に対する規定への対応が概ね不可能であることがわかりました。
例えば、フレックス勤務者の月間所定労働時間を把握する画面や、所定時間に対してリアルタイムで進捗管理できる画面、コアタイムあり・なしの両方に対しての就業規定設定などが一切できませんでした。
3.既存システムでは実現できなかった法改正への対応
前段の通り、働き方改革関連法施行に向けて火急の対応を迫られていたため勤怠管理システムの提供会社へカスタマイズの相談をしたところ、4月には間に合わないという回答に加え想定外に高額な見積もりの提示がありました。コンプライアンス遵守とはいえ、期中にその予算を捻出することは極めて困難であると判断し、クラウドサービスを探し始めました。
‐ 導入後の効果
1.客観的にも十分な出退勤実績のリアルタイム把握を実現
導入させて頂いた勤怠管理システムSPEASICではスマートフォンでのモバイル打刻が可能で、更に位置情報まで取得できる機能は各部の管理者から大変好評です。
透明化された勤務状況となったことで直行直帰を更に推進できる結果となり、営業にとっても柔軟な働き方が実現できたと実感しています。
2.コアタイムあり、なしのフレックス勤務管理が可能に
当社では法改正よりフレックス勤務者の清算期間を3ヵ月とすることを決めていたため、コアタイムあり、なし両方の勤務者の毎月の労働時間管理だけでなく複数月に跨っての管理が必要でした。勤怠管理システムSPEASICではフレックス勤務者専用の勤務設定が搭載されていたため、導入までのタイトなスケジュールでしたがなんとか間に合わせることができました。
また当社は従業員が多く、働き方も多岐に渡りますが、勤怠管理システムSPEASICでは勤務形態に応じた多様な就業規定設定が可能であったため、フレックス勤務者だけでなく工場のシフト勤務者やパート・アルバイトの設定、産業医の時間設定に至るまで、すべてに対応頂けました。
3.低価格なカスタマイズのおかげで大きな費用対効果
勤怠管理システムSPEASICを導入した決め手はエスピーイー様の「人」と「技術」です。
大急ぎでクラウドサービスを探している中、当社の希望を叶えてくれる会社様は、最終的にエスピーイー様だけでした。数十社のクラウド業者様に声を掛けてみたもののどのシステムも当社の運用を実現するには、大なり小なり、足りない機能がありましたが、その中でエスピーイー様からのみカスタマイズのご提案をいただけました。
カスタマイズは高額なものを想定していましたのでダメもとで見積もりをお願いしたところ、想定を大幅に下回り、予算の範囲内の金額を提示いただき大変驚きました。
更には、導入までのスケジュールがタイトであることを伝えたところ、営業さんとエンジニアの方が毎週MTGを開いていただき、親身にご対応いただけました。組織や従業員の登録から初期設定までもお手伝いいただけました。社員の給与に関わる非常に大事なプロジェクトをなんとか成功させることができ本当に助かりました。
当社では今後も更なる働き方改革を推進すべく、今はエスピーイー様にその機能の開発をお願いしているところです。
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